仕事、飲み会、外食、でも運動不足…
忙しい毎日を過ごしている中で、

「なんとなく身体がだるい」
「慢性的に疲れている/眠い」

そんな自覚があるなら、“肝臓疲れ”を疑ってみると良いかもしれません。

肝臓は病の初期症状が認識しづらく、かなり進行してから気づくケースや健康診断で異常が見つかることが多いため、「沈黙の臓器」と呼ばれています。

実際は、気づかないだけで様々な不調を引き起こしていることも…。

いずれにせよ怪しい症状があれば、早急に生活習慣を改善する必要があります。

今回は、肝臓疲れの簡単症状チェックと肝臓疲労の原因、肝機能低下のリスク、そして明日から必ず役立つ回復方法をご紹介します。

肝臓の疲労ってどんな症状?

肝臓はご存知のとおり、主に3つの大きな役割を担っている「司令塔」とも言える臓器です。

肝臓の3つのはたらき
  • 代謝:食べ物から摂った栄養素を貯めて、エネルギーとして供給
  • 解毒:アルコールや老廃物を分解し、無毒化
  • 胆汁の生成:老廃物を流したり、脂肪の消化吸収を助ける消化液を分泌

肝臓はサッカーで言うところの「ボランチ」のように、状況に合わせてパスを出したりキープしたりと、非常に重要なポジションです。

負担をかけすぎて肝機能が低下すると、身体の不調だけでなく病気にも発展します。

10秒で出来る!肝臓疲れの症状チェック

なんとなく肝臓が疲れてるのかも?と思う方は、まずは下記の項目をチェックしてみてください。

症状チェック【A】

  • なんとなく身体が重い
  • 眠っても疲れがとれず、スッキリしない
  • 日中何度も眠くなる
  • 夜、ぐっすり寝付けない
  • 食欲があまり湧かない
  • 時々吐き気を感じる
  • お酒に弱くなった
  • 二日酔いがつらい
  • 体重が減ってきた
  • 肌荒れが増えた
  • 身体がかゆい
  • 首や肩が凝っている
  • 階段ですぐ息切れする

当てはまる症状が6つ以上あった場合、肝臓の疲れを疑った方がよいでしょう。

さらに、次の5つも見てみてください。

症状チェック【B】

  • 皮膚や眼球の色が黄色くなった(黄疸)
  • 首周りなどの毛細血管が浮き出る(くも状血管腫)
  • 手の平、手の甲の一部が不自然に赤い(手掌紅斑)
  • 胸が女性のようになってきた(乳房女性化)
  • 常にお腹が張る感じがある

この5項目は肝臓病の代表的な症状なので、もし当てはまる人はすぐに病院で検査を受けましょう。
 
最初は様々な体の不調が出てくる程度のことが多いですが、放っておくと肝臓病に進行する可能性も…。

記事後半で紹介する回復方法で、生活習慣を改善していく必要があります。

肝臓の機能低下の5大原因

肝臓の疲れを正常に回復させる方法の前に、まずはそもそも肝臓に負担をかける“原因”を知っておきましょう。

1. お酒の飲みすぎ

アルコールの80~90%は肝臓で分解され、その他は消化管で分解されます。

「アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→炭酸ガス+水」という順に分解されますが、このときに肝臓は酵素(たんぱく質)を使います。

肝臓がアルコールを分解する仕組み

慢性的にお酒を飲みすぎている人は、たんぱく質が不足し肝機能が低下してしまいます。

日本人は特に、欧米人と比べて遺伝子レベルで分解能力が低い人が多いので、飲む量には気を付けましょう。

2. 食べ過ぎ

食べ過ぎると肝臓がオーバーワーク状態になり、肝細胞の周りに脂肪がたまりやすくなってしまいます。

肝細胞の30%以上の脂肪がたまった状態は「脂肪肝」と呼ばれます。

症状はほとんどありませんが、脂肪性肝炎→肝硬変→肝がんと、重大な病気へ進行する可能性があります。

3. 刺激の強い食品や医薬品

辛いものや味が濃いもの、それから化学調味料は肝臓が“毒性”と反応し、働きすぎてしまい、結果として肝機能が低下してしまうことがあります。

4. イライラ・ストレス

ストレスを感じたりイライラすると、肝機能が一時的に大きく低下します。

これが続くと肝臓の機能が低下していってしまいます。

5. 温度変化、冷え

急激な温度の変化や冷えは、肝臓へ負担をかけてしまいます。

特に下半身の冷えは血行も悪くし、複合的に肝臓へ悪影響も出てしまいます。

肝臓の疲れを回復させる3つの方法

三人の女性の影

肝臓疲れの予防も含めて、気軽にできる回復方法を3つご紹介します。

※あくまで疲れ気味の肝臓を回復させる方法なので、本格的に肝機能障害の回復が必要な方はすぐに病院に行ってください。

1. 健康的な生活

何事にも言えることですが、適度な運動と早寝早起きはあらゆる面で体に良い影響を与えます。

仕事をしているとなかなか難しいところはありますが、なるべく気を付けて健康的な生活を送りましょう。

2. 禁酒・禁煙

毎日のようにたくさんお酒を飲む人は、やはり肝臓病を気を付けた方が良いでしょう。

ただし、禁酒をするのであれば10年以上しないと、非飲酒者と同じ肝臓病リスクには戻らないそうです。

また、タバコが臓器に与えてしまう影響は、肝臓も例外ではありません。

3. 肝臓に良いモノを!

肝臓に良いモノと言えば、やはり昔から「肝臓の特効薬」と称されることもある“しじみ”でしょう。

しじみには、肝臓の負担を減らす「アミノ酸オルニチン」が含まれており、その含有量は食品の中でトップクラスと言われています。

かと言ってしじみの味噌汁を毎日飲んでもそれほど効果が見込めるほどの栄養素は取れません。

そうなるとサプリでの摂取が最も合理的でしょう。

しじみサプリは多くのものが出ていますが、おすすめは間違いなく「レバリズム-L」。

しじみエキスだけでなく、元気の源“亜鉛”が多く含まれる「牡蠣エキス」、鮫の肝油に含まれる「スクワレン」も入っています。

30代以降の男性には特に向いているサプリと言えます。

肝臓病予防に、早めの血液検査をしよう!

血液検査の注射

会社の飲み会、友人のお祝い、外食…

現代的な生活を続けていると、肝臓の機能低下を避けることはかなり難しいものがあります。

しかし、初期症状がほとんど分からないのが肝臓のこわいところ。

あらゆる病において、早期発見は明暗を分ける重要なポイントです。

定期的な健康診断は最低限として、血液検査もこまめに受けましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、30代以降のほとんどの男性に関係するであろう、

  • 肝臓疲れの症状チェック
  • 肝機能低下の5大原因
  • 肝臓の疲れを回復させる3つの方法
  • 肝臓病予防について

をまとめました。

分かりやすい症状も出ず、病気が進行する危険がある肝臓。
でも、実はいろんなところで体の不調が起きているかも…。

とても重要な役割を担っている肝臓をしっかりと労り、歳を重ねても“漢”であり続けられるようにしましょう!

これ、肝臓の疲れ?症状チェック&肝機能を回復させる3つの方法