最近サプリメントの成分で、シトルリンというのをよく見ませんでしょうか?
精力増強やペニスの増大のためのサプリメントには必ずと言っていいほど含有されている、漢の必須成分です。
シトルリンには血管拡張作用があることが判明しています。
しかし血管拡張と言っても、果たしてそれが精力増強やペニス増大とどんな関係あるのか…今一つピンとこない方も多いのではないでしょうか?
今回はシトルリンの概要と、男性に嬉しい効果についてお伝えします。
この記事の目次
シトルリンとは?

シトルリンは、今から100年以上前の1914年に日本人研究者によって発見された、アミノ酸の一種です(シトルリンの存在が正式に認められたのは1930年です)。
スイカから発見された成分で、シトルリンという名前はラテン語でスイカを意味するキトルルス(Citrullus)から来ています。
スイカだけじゃないシトルリン食材
シトルリンを含有する食材の代表格は何と言ってもスイカですが、その他の食材にもシトルリンが含まれていることがわかっています。
その他の代表的なシトルリン食材は以下です。
- ニンニク
- 玉ねぎ
- 大豆
- アーモンド
- くるみ
- ひよこ豆
- レバー
- ダークチョコレート
スーパーアミノ酸とも呼ばれるシトルリン
シトルリンには漢の性機能向上(ペニス増大や精力増強、ED改善等)だけでなく、運動能力向上や疲労回復、むくみや冷え性の改善などにも効果があるため、スーパーアミノ酸とも呼ばれています。
シトルリンの効果については次項で詳しくみていきます。
シトルリンの効果

シトルリンの主な効果は、血管拡張と血管内皮環境の向上よる血流改善です。
血管が広がりしなやかになり、血液循環が正常化されることで、我々の体に多くのメリットをもたらしてくれます。
シトルリンの血管拡張メカニズム
シトルリンは体内でアルギニンに変換され、そのアルギニンが一酸化窒素(NO)を生成します。
その一酸化窒素には血管拡張作用があるため、シトルリンを摂取することで体内で血流改善がもたらされます。
アルギニンと同様の血流改善効果
シトルリンと同様に、精力剤やペニス増大サプリメントの成分として有名なアルギニンにも、一酸化窒素の生成による血管拡張作用があります。
シトルリンも体内でアルギニンに変換されるので、「だったらアルギニンだけ摂取しておけばよくない?」と首をかしげる方もいらっしゃると思いますが、シトルリンとアルギニンは両方摂取する必要があるので理由を詳しくみていきましょう。
シトルリンとアルギニンの効果の違い
アルギニンもシトルリンも、成人の場合は必須アミノ酸に含まれませんが、アルギニンは小児に限定して必須アミノ酸とされています。
また、成分の体内吸収に関しては、アルギニンよりもシトルリンの方が体内での吸収率が高いです。
研究によって数値は異なるものの、実際に体内に吸収して利用できるアルギニンの量は、摂取量のわずか40%〜50%にしか満たないとも言われています(シトルリンは摂取量の約80%が体内で利用されます)。
アルギニンよりも吸収効率の良いシトルリン
したがって、シトルリンとアルギニンを同じ量摂取した場合、血管拡張作用だけを見ればアルギニンよりもシトルリンの方がはるかに優れています。
ただし、アルギニンには血管拡張作用の他にも成長ホルモンやテストステロンの分泌や筋肉や細胞の発達・修復の効果があるため、精力剤やペニス増大サプリの成分としてはどちらも欠かせない成分となります。
「アルギニンとシトルリンの相乗効果」という言葉を使うサプリメントの広告をたまに目にしますが、それは、血管拡張だけでなく、ペニスサイズや精力への総合的な効果を考えると、どちらも同時に摂取した方がいいという意味になります。
シトルリンの勃起不全改善効果

我々漢にとって無視できない悩みである勃起不全(ED)の主な原因は、ペニスへの血流の悪化です。
血流改善効果のあるシトルリンは、勃起不全を改善する成分としても注目されていて、数々の研究によってその効果が検証されています。
研究でも立証済みのシトルリン効果
イタリアのフォッジャ大学(University of Foggia)の研究では、たった1ヶ月間のシトルリン摂取によって、勃起不全が完全されることが確認されています。
さらに、日本の名古屋大学によるマウスを使った研究でも、シトルリン摂取による血中一酸化窒素の増加と勃起不全の改善が確認されています。
シトルリンのペニス増大効果
ペニス増大のプロセスにおいても、血液運搬がキーファクターとなります。
ペニスの内部は、無数の血管が張り巡らされた海綿体と呼ばれる組織で構成されているため、その海綿体へ流れ込む血液の量がペニスサイズを左右しています。
そのため、一酸化窒素を生成してペニスへの血流を向上させてくれるシトルリンが、ペニス増大に効果的とされています。
血管拡張作用によるペニス増大
シトルリン単体でペニス増大効果を検証した実験はありませんが、シトルリンと同じ血管拡張作用のあるアルギニンによるペニス増大効果は、いくつかの研究によって提唱されています。
大学の研究では、アルギニンを豊富に含むクラチャイダムを摂取した被験者において、血液中の一酸化窒素の増加とペニスサイズの増大が確認されています。
シトルリンの精力増強効果
シトルリンには血管拡張による血流改善だけでなく、精力増強や運動機能向上の効果も確認されています。
イタリア・フォッジャ大学研究では、勃起不全の改善に加え、シトルリンを1日1.5g、1ヶ月間摂取した被験者の多くが精力増強を実感し、セックスの頻度が著しく高くなる結果となっています。
運動能力を向上させるシトルリン
性関連の研究だけでなく、スポーツ科学のエリアでも、シトルリンの効果が確認されています。
シトルリンの摂取と運動能力の関係性を検証した二つの研究では(研究1・研究2)、どちらもシトルリン摂取によって運動パフォーマンスが向上しています。
さらに、シトルリンの摂取によって運動後の疲労蓄積度が軽減され、筋肉疲労の回復速度も向上する結果となっています。
セックスでもパフォーマンス上昇効果が
シトルリンには血流改善効果だけでなく、運動のエネルギー源となるATP(アデノシン三リン酸)と、ATPの生成を助けるクレアチンリン酸(Phosphocreatine)の生産を上昇させる効果があるため、体内の酸素やエネルギーを効率よく使うことができるようになります。
セックスをしている時も、体内では運動している時と同じことが体内で起きているため、シトルリンの摂取によって、
「長時間の激しいセックスでも疲れなくなった」
「何日も連続でセックスできるようになった」
という効果が実感できるということになります。
シトルリンの摂取方法

シトルリンは、スイカを始めとした様々な食材から摂取することができますが、シトルリン効果が確認できた上記の研究では、被験者たちは1日1.5〜2.4gのシトルリンを摂取しています。
これをスイカから摂取しようとすると、毎日1〜2kgものスイカを食べ続けなくてはいけません。
サプリに頼るのが賢い摂取方法
スイカは夏限定の季節食材ですし、それ以外の食材から摂取しようと思うとその何倍もの量を食べなくてはいけないため、食材からのシトルリン摂取は現実的にはかなりハードルが高いです。
しかし、シトルリンを豊富に含んだサプリメントを利用すれば、しっかりと効果が実感できる量のシトルリンを簡単に摂取することが可能です。
ペニス増大サプリに多く含まれるシトルリン
「ペニス増大」と聞くと怪しく感じるかもしれませんが、増大系サプリメントは効果的にシトルリンの効果を実感したい方にはオススメです。
漢気ネットのランキングで上位(1〜5位)のサプリメントであればどれもシトルリンが多く含まれていますが、その中でもずば抜けているのは国産の「ギムロットα」というサプリメントです。
シトルリンに特化したサプリ「ギムロットα」
ギムロットαは1粒あたり750mgものシトルリンを含有していて、1日たった2粒飲むだけで、研究で効果を実感した被験者が摂取していたのと同じ量のシトルリンが摂取できます。
同じくペニス増大サプリのヴィトックスαも、新版ではシトルリンの含有量を2倍に増加させています。
アルギニンやクラボワスカも配合のギムロットα
シトルリンの配合量でずば抜けているギムロットαですが、それに加えてペニスサプリ業界初となる、南米アマゾンの天然精力増強成分クラボワスカを配合しています。
クラボワスカは全長80mにもなるツル植物で、現地人の間では古くから媚薬の原材料として利用されいます。
ギムロットαには、大量のシトルリンに加え、高品質クラボワスカがなんと1粒あたり970mgも含まれており、ペニス増大&精力増大を同時に実現したい方におすすめのサプリメントです。
まとめ
いかがでしたでしょう?
今回は、精力増強やペニス増大サプリメント界で話題沸騰中の成分、シトルリンについてお伝えしました。
今となっては男性向けサプリにおいては必須成分とも言えるシトルリンですが、どのメーカーもこぞってシトルリンを配合する理由がわかったかと思います。
アルギニンやその他の精力増強成分と一緒に、サプリメントでスマートに摂取し、理想の体、そして、理想の女性をゲットしてくださいね。