今夜は意中の(セックスがしたい)女性と二人きりのデート。

お酒も進んで良い感じに酔っ払い、会話も弾む。頭の中はもう、この娘とセックスすることでいっぱい。

その後も全てがうまく進み、その娘と共にホテルへ。シナリオ通りの完璧な展開に、ホテルの部屋を選びながら「我こそがセックスの王様だ」と心でつぶやく。

ベルトを緩め、パンツを下ろし、相手の体を触りながらキスをする。
そして気づく。「あれ…息子が気絶したように動かない…

ウィスキー・ディック“とも呼ばれる飲酒による勃起不全(ED)は、最高のシチュエーションを地獄へと変える漢の天敵です。

今回は、アルコールの飲みすぎで起きる勃起不全について、発症のメカニズムと予防法をお伝えします。

敵にも味方にもなるアルコール

お酒が注がれているグラス

女性とのデートに、アルコールは欠かせないもの。

おしゃれな雰囲気のバーなんかは、二人の距離を縮めるのにも最高のロケーションですし、お酒が入ることで相手のガードを緩めることも可能です。

しかし、調子に乗ってお酒をグイグイいってしまうと、冒頭のように、これからという時に、天国から地獄へと突き落とされてしまうことがあります。

脳より酒に弱いペニス

飲み過ぎた時の勃起不全は誰にでも起こりうる症状で、欧米ではウィスキー・ディック(Whiskey Dick)とも呼ばれています。

お恥ずかしながらウィスキー・ディックを何度も経験している筆者ですが、この症状の恐ろしいところは、脳は興奮していても「他人のペニスかこれ?」と思うくらいに息子がうんともすんとも言わない、という点です。

要するに、ペニスは我々の脳よりも酒に弱く、頭では「まだまだ飲めそう」と感じるレベルでもペニスが先に泥酔し、不能になってしまうのです。

適量であればセックスの質をあげることも

我々が気づかぬうちに忍び寄るウィスキー・ディックの恐怖ですが、お酒はセックスにとって悪いことばかりではありません。

適度にお酒を飲むことによって、漢らしく振る舞えるようになったり、ベッドの上でもより満足感の高いセックスができることもあります。

「飲みからのセックス」を成功させるための鍵は、自分にとってのアルコールの”適量”を知っておくことです。

では、どれくらい飲めば気分良くありながらフル勃起もできるのか、ウィスキーディックのメカニズムも把握しながらさらに詳しくみていきましょう。

アルコールのリラックス効果

お酒を飲んでぐったりしている男性

お酒を飲むと気分が良くなったり、大らかな気持ちになったりするのは、アルコールが持つ抑制作用のおかげです。

アルコールの抑制作用は、精神的な緊張を解いたり、女性のガードを緩めたりするのに大きく貢献してくれますが、同時にペニスもリラックスさせてしまう可能性があります。

ペニスまでもリラックス

「リラックスできて良いじゃん!」と思うかもしれませんが、米オーランド・ヘルス(Orlando Health)の泌尿器科医、ジェイミン・ブランハット(Jamin Brahmbhatt)医師は、「アルコールの抑制作用によってペニスの勃起力が低下してしまう」と警鐘を鳴らしています(英文ソース:https://www.menshealth.com/sex-women/whiskey-dick-is-real-and-heres-the-science-behind-it)。

抑制作用は英語でディプレッサント(Depressant)と言いますが、アルコールのディプレッサントは、勃起信号を脳からペニスに伝える中枢神経にも影響します。

激しく酔っ払った状態ではそのリラックス効果が強すぎてします、脳からの性的な興奮信号がペニスまで正常に届かず、「脳は興奮していてもペニスがびくともしない」ということが起きることがあります。

程よいアルコールにはインポ改善効果も!?

ただ、アルコール摂取はインポの原因になり得る反面、「お酒を飲む」という行為は、近年若い人にも増加中の勃起不全である心因性EDの予防策の一つとして期待されてもいます。

邪念を消し去る酒

心因性EDとは、精神状態によって引き起こされる勃起不全で、具体的には、女体を目の前にした緊張や、自分のセックステクやペニスサイズに対する自信の欠如、仕事などの性行為以外に対する不安など、心の邪念が原因となり、勃起が正常に発動しないという症状です。

特に真面目な性格の漢であると、シラフの状態ではどうしてもこれらの邪念がつきまとってしまい、目の前のセックスに100%集中することが難しいことがあります。

酔っている方が激しいセックスができる場合も

そんな時にお酒を適量摂取することで、アルコールの抑制作用が邪念を取り払い、より性的快感に身を任せやすい状態になります。

また、シラフなら遠慮してしまうような特殊な体位やフェチプレイなんかも、酔っ払った状態では積極的に試すことができたりと、性欲に正直になることができ、結果としていつも以上に強く勃起した、激しいセックスができたというケースもあります。

アルコールの血行促進効果

顔を真っ赤にしながらワインを飲む男性

お酒を飲むことによって、顔が赤くなったり、体がポカポカしたり、ドクドクと心臓の鼓動が聞こえたりすると思います。

こうした体の変化はアルコールの血行促進作用によるものなのですが、この作用もリラックス効果と同様、我々のペニスにとって天使にも悪魔にもなるものです。

勃起 = ペニスの充血

漢気ネットの読者であれば既にご存知のことと思いますが、ペニスの勃起は簡単に言えば”充血”であり、ギンギンに勃起したペニスは、ペニス海綿体組織の内部に血液がパンパンに溜まっている状態です。

アルコールの血行促進作用にはペニスへの血流を促進する効果があり、いつも以上に多くの血液をペニス海綿体組織に流し込むことが可能になります。

血液をガンガン回すアルコール

血流が悪化した体内環境ではペニスに流れ込む血液量も少なくなるため、ペニスの勃起を妨げる要因ともなりますが、アルコールの血行促進作用は滞りがちな血液を勢い良く循環させるのに一役買ってくれます。

汗をかく運動など、心拍数を上げる運動を普段からしている漢であれば別ですが、アルコールによって心臓を活発に動かし血液運搬機能を刺激することによって、ペニスにたどり着く血液量も増やすことが可能です。

血管拡張で逆効果も

たくさんの血液をペニス海綿体に流し込むことに役立つアルコールの血行促進作用ですが、これも行きすぎてしまうと逆効果となり、勃起が起きにくくなります。

血行が良くなれば良くなるほどペニス海綿体に送り込まれる血液量は増えるのですが、ペニスの強力な勃起には、たくさんの血液を海綿体に送り込むことに加えて、そこに「血液をとどめておく」ことも欠かせません。

入ってきてもすぐ出て行ってしまう血液

アルコールによって血行が促進されている時、心臓が激しく動くと同時に我々の血管内部が拡張しています。

ペニス海綿体にたくさん血液が流れ込むことは良いことなのですが、過度に飲酒をすると中枢神経もバグってしまい、血管がアホみたいに拡張されて、ペニスにたどり着いた血液が速攻で出て行ってしまうという事態に陥ります。

血液がペニス海綿体に溜め込まれた状態をキープできて初めて”ペニスの勃起”が維持できるため、血管の開き過ぎも勃起不全の要因となることがあります。

アルコール分解を優先する体内

飲みすぎた時、我々の体が一生懸命になってやる仕事が「アルコールの分解」です。

適度な量の飲酒であれば、大きな負担をかけることなくアルコールを自然に分解することができますが、過度な飲酒後には、体内はアルコールを追い出すことに必死になります。

血液が必要なアルコール分解

体内にたくさんのアルコールが残っている状態は健康上好ましくないので、飲み過ぎた時の体内の最優先事項はアルコール分解となり、勃起しにくい状態になります。

また、気にかけたことがない人も多いかもしれませんが、食事中や食後は消化(分解)のために血液が消化器官の胃の方に集中しているので、勃起しにくい時間帯です。

お酒を分解することも食べ物を消化することも生命維持のために欠かせないため、勃起の優先順位はこれらより低いのです。

長期的に起きるアルコールインポ

テーブルにこぼれた赤ワイン

飲酒後に起きる一時的な勃起不全であるウィスキー・ディックについてみてきましたが、長期間に渡るアルコール摂取によって、慢性的な勃起不全に陥るケースもあります。

2007年の研究(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2917074/)では、長期に渡る飲酒習慣によって、EDを含む性機能不全に陥るという結果が出ています。

様々な性的機能不全に関わるアルコール

このストレス社会において、飲まないと眠れないほど飲酒が習慣化している漢もいると思いますが、先の研究では、過度な飲酒を何年も続けていると「勃起不全だけでなく、性欲の減退や、早漏(Premature Ejaculation)を引き起こす」との結果が出ています。

もちろん適量のアルコール摂取であれば問題ないのですが、長期間に渡り過度な飲酒を続けていると、シラフの状態でもインポなどの性機能障害が現れてしまう危険性があります。

テストステロンを下げる飲酒

長期間に渡る飲酒が引き起こす性機能不全の原因のひとつとして考えられているのが、アルコール摂取によるテストステロンの低下です。

他の研究(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10195871)では、長期的な飲酒が男性ホルモンであるテストステロンの分泌を下げるという結果が出ています。

漢の全てを左右するテストステロン

テストステロンは、漢の性欲や勃起、精子の質などにも大きく影響している、漢にとって非常に大切なホルモンです。

適量であれば影響はないものの、過度な飲酒はテストステロンを下げ、性欲減退や勃起不全、精子クオリティーの低下にも繋がります。

たくさん飲める人が漢らしいと思われがちな世の中ですが、本当に漢らしい漢はテストステロンを下げない、節度ある飲み方ができる漢と言えるでしょう。

適量は1日ショット2杯まで!?

ショットグラスに注がれたウイスキー

さて、アルコールが漢にもたらすメリット&デメリットをご紹介してきましたが、一体どれくらいがデメリットをもたらさない”適量”なのか気になりますよね。

アルコールの分解能力には大きな個人差があり、「何杯までなら絶対大丈夫!」という数値を出すのは不可能なのですが、一般的には1日あたり2ユニット(だいたいハイボール2杯分のアルコール)までであれば、体に支障がないとされています(CDC:アメリカ疾病予防管理センター)。

目安となる1日2ユニット

アメリカ疾患予防管理センター以外にも、いくつかの研究機関が”1日2ユニットまで”を目安としていますが、1ユニット(unite)は体が「1時間に分解できるアルコール量」を表しています。

これをアルコール度数が40度のお酒で考えると、約25ml(ショット1杯分)になります。

1日2ユニットまでということは、あなたの体が平均的なアルコール分解力を持っていれば、1日当たりウィスキーショット2杯分のアルコールまでなら毎日飲んでも問題ないということになります。

ビールの場合はジョッキ1杯弱

1日の目安である2ユニットを、アルコール度数4.5度のビールで考えてみると、中ジョッキ(500ml)1杯弱の436mlになります。

飲みに行けば確実にビールジョッキ1杯以上飲む人がほとんどだと思いますが、推奨量がこんなに少なかったなんて驚きです。

また、アルコール度数13度のワインの場合、2ユニットは152mlで、グラス2杯分飲んだら超えてしまうことになります。

1週間で計14ユニット

また、”1日2杯まで”という目安の他に、”1週間14ユニット以下”という目安もあります。

平均すれば1日あたり2杯で同じですが、ある飲み会で2ユニットを超えて摂取してしまったとしても、全く飲まない休肝日を作るなどして「1週間あたりの総アルコール摂取量を14ユニット以内にすれば、体に害が出る可能性は低い」という考え方です。

個人差が大きいアルコールの”適量”

こうした基準値が一応存在しているのですが、これらの数値はあくまで目安であって、誰にとっても当てはまる”適量”というものは存在しません。

飲み会の席ですぐ真っ赤になって酔っ払ってしまう人もいれば、ずーっと飲んでいても全然平気な顔で、二日酔いもしないというような人がいるように、人それぞれでアルコールを分解できるキャパシティーが違い、お酒が入ったときに体に現れる症状も大きく異なります。

体質やその日の体調も影響する

「顔が赤くなる・ならない」といった違いがあるように、ウィスキー・ディックが発症するラインにも大きな個人差があり、定量化するのは不可能です。

また、その日の体調などによってもアルコールの分解能力は変わってくるため、「ある日はベロンベロンになるまで飲んでもフル勃起したのに、ある日は数杯飲んだだけで勃たなかった」なんてこともあります。

気にしすぎは逆効果

体調に配慮して、「いつもより疲れているな…」と感じる日にはいつもより少し弱めのお酒にするなどの調整をすることで、ウィスキー・ディックに陥る可能性を下げることなどはできるものの、あまり神経質になりすぎるのも良くありません。

例えば、アルコール基準値を厳格に守って「ビール1杯飲んでそのあとはウーロン茶」なんて飲み方をしていては、場をシラけさてしまうかもしれませんし、シラフではホテルに誘いやすい雰囲気作りが難しくなってしまいます。

テストステロン管理とペース配分でED確率ダウン

最終的に自宅やホテルに女性を連れ込めなくては、ウィスキー・ディックを気にしたところで意味がありませんので、良い空気づくりのためにも、ペース配分だけ気をつけながら楽しく飲むといいでしょう。

また、テストステロン値が高かったり、体調が良いときは急な勃起不全に見舞われる可能性も低くなりますので、漢向けサプリを飲むなど、日々の体調やテストステロン値の管理を怠らずにいることも欠かさずにしておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ベッドの上でセックスを始めようとした時はじめて「勃たない」という驚愕の事実に気が付く、アルコールインポ、別名ウィスキー・ディックは、いつどこで襲ってくるか判断しにくく、漢の天敵です。

女性の前では漢気余ってついつい飲みすぎてしまうこともあるかと思いますが、ペース配分を心がけ、「酒は飲んでも、ペニスだけは飲まれるな」ということを肝に銘じ、素敵な一夜を過ごせるように頑張ってください。

漢気ネットは、皆さんの夜活を応援しています。

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